ゲスト出勤のお知らせです。
鹿児島 黒薔薇
10月27(金)、28(土)
両日13:00〜21:00 受付
※その他の時間曜日はお問い合わせください。
こんなに立派な特設ページを作ってくださったので是非ご覧ください。
https://www.kurobara-queen.com/s/girls.php?no=228
突然の鹿児島。
何故鹿児島?? とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
ことの経緯については会った時にお話ししたいと思っています。
鹿児島に私のマゾは独りもいない。はず。
福岡にはいるけれど同じ九州でもとても遠い、いっそ東京来てしまった方が楽なのでは。という具合ですね。でも福岡のマゾも来て欲しい!
鹿児島、周辺地域の変態さんたちにお会いできるのをたのしみにしています。
勿論SMではなくアナル開発のみ、お話のみでも歓迎します。女性もお待ちしております。
鹿児島の変態さんたちは私のことを知らないと思うので自己紹介させて頂きたいと思います。
初めまして十三花です。
プロとしてのSM歴は15年(多分)。
名古屋のSMバーJailに3年、SMクラブレジェンド(現:ベラドンナ)に2年、そして今在籍中の新宿ミルラに10年、ミルラと同時進行でSMバーアルカディアに1年と少し。
活動しています。
好きなプレイは人様にはすぐに聞くけれどはっきりこれ!という感じではないです。
が、緊縛とアナル開発は好きです。
お互いが楽しく気持ちよく、そしてほんのりとした背徳を味わえる不条理や理不尽が大好物。
そして歯フェチです。
主従関係というけれど。
私はあなたの上には行きません。
私の位置はいつでも変わらない。
あなたが私の足元へ行きたいならどうぞお好きに。
左利き。
芸術系の出身ですか?と訊かれることが多いけれど実は工学部でした。
使ってみたいお道具や衣装の指定などありましたら黒薔薇の受付までお問い合わせくださいね。
そして私が是非とも黒薔薇でやりたいこと!!
それはM女さんも絡めたプレイです。
S男性と2人でM女さんを責めたい。
緊縛など、S男性のサポートをしたい。
M女さんとM男性を2人同時に責めたい。
M女さんが在籍しているSMクラブですもの。
黒薔薇のミストレスとも一緒にM男性を責めてみたいです。
東京や名古屋の方やその他の地方の方も、旅行がてらそんな事しに来て欲しいです。
そして鹿児島のグルメや楽しい場所などなどぜひ教えて欲しいです。
料金システムや場所など詳しくは黒薔薇のwebをご覧ください。
鹿児島SMデリヘル BLACK ROSE - 新世界 黒薔薇 -
なんで楽しみ!もう今月末!!
「幸せ時間を過ごさせて頂きありがとうございました」
彼女はさよならする時にそう言って頭を下げた。
しあわせな時間ですって。
なんだかとても、いいじゃないの。
言われてとても気分が良かった。
私も誰かとさよならするときにそんな事を言ってみたい。
確かに私たちは幸せな時間を過ごした。
以前会った時とは随分と雰囲気が違った。お上品か奥様、そんな雰囲気の女装姿だった彼女。
派手な花柄の丈の短いワンピースに網タイツ。
派手なアイメイク。
夏に私が試しにやって遊んでみた平成初期のファッションの写真に触発されたそうだ。
きっとさっき着たばかりなんだろう。
この部屋に来てから。
すぐに脱がす訳にはいかない。
その質感を、締め付けを、じっくり感じる時間も必要でしょう。
その姿のまま皮のマスクを被せ、手足を拘束した。
彼女がどんな気持ちで女性の姿に変身しているのか、私はまだ知らない。
心が女性なのか、変身願望があるのか。
女性の姿になった自分に興奮するのか。
いつからしているのか。
変身する前の姿を一度も見ていない。
沢山の言葉を交わしたわけではない。
縄を這わせた時に指先に伝わる熱や、荒くなっていく呼吸。
私はそれらをゆっくりと味わうように確かめる。
すっかりと果てベッドに横たわる彼女の横に私も寝てみて、手に触れてみた。
それは確かに幸せな時間だったのです。
きっとこれから、もっともっとそれは幸せな時間になることでしょう。
8月の最後の土曜日。
大阪Jailにゲストスタッフとして出勤させて頂きました。
今年の4月、大阪Jailの結城あいさんから、
「ショーで東京へ行くので時間があったらお茶でもしませんか?」
とメッセージを頂きました。
長い間SM業界にいらっしゃるあいさん。
きっと知り合いの方々が沢山いらっしゃるでしょうに。その中で私を選んで誘ってくださった事がとても光栄でした。
初めて行ったSMの世界は名古屋Jailです。
当時私は10代で、まだ夜の遊び方すらよくわかっていない子供でした。
それからスタッフとして3年在籍しました。
その頃からの大先輩であるあいさん。
実は当時あいさんをとても恐れていました。
何故なら…当時のママにJailの事で何か質問をすると大体、「大阪のあいちゃんに聞いといて」と返されていました。
Jailの事は何でも知っている、もはや裏ボス的な存在でした。(でした、というかきっと今もそうでしょう。)
その頃の事を思い出し緊張しながら新宿のカフェへ向かうとそこにいらっしゃったあいさん。
やっぱり恐ろしい!
あの頃の恐ろしさとはまた違います。
何故恐ろしかったかというと…10年以上前から全く変わらぬ可愛らしいお姿。いやむしろ若返っている??
近況や、Jailのことや。当時の話や。
話は尽きる事無く。そしてゲスト出勤にお誘い頂きました。
ゲスト出勤当日。
Jailに勤めていたのは10年以上前だし。
一応来てくれると言う連絡はあったけれど、他は私のこと誰も知らなかったりするのかな。
そんな事を思いながらJailがある梅田ロイヤルビルのエレベーターを待っていたら
「十三花さんですか!!!」
と興奮気味に目を輝かせる可愛らしい女の子とそのお連れ様2人。
出勤直前に私に会いに来て下さった女の子三人組と出会しました。
そのお陰もあり高揚気味でスタートすることができました。
三人娘よありがとう。
名古屋Jail時代のお客さんや同業の女性やTwitterで私を知って下さった方や優しい常連さんや…沢山の方々で満卓になりとても楽しかったです。
名古屋Jailにお客さんとして遊びに行っていた頃。
生きていて、心が揺らいだ時。
そんな時に行きたくなった場所。
何度行っても扉を持つ手が少し震えた。
耳を澄まして中の様子を少し確認して。
勇気を出して扉を開いた。
扉を開くといつもそこには変わらない美しい女性たちと変わらない空間があって。
帰る頃にはわたしはリセットされた気分になった。通常運行に戻れた。
それは当時の今より少し不安定な私にとってはとても大切だった。
人生変えてやろうとか、救ってあげるとかそんな事は思っていなくて。
私もそんな、揺らぐ気持ちをリセットできる存在になりたいと思っている。
大先輩である樹里ママ、あいさん、さえりさん、弥生さん、睦さんと一緒に働かせて頂いて私はあの頃の気持ちを思い出しました。
少しはそんな風になれてるといいな。
そしてあの日初めてお会いしたスタッフの方々も美しく可愛らしく魅力的な方が勢揃いでした!そりゃあ、素敵な女性の周りには素敵な女性が集まるものよね。
しかしまぁ。
皆様あの頃から全く変わらぬ美しさで、大阪Jailのスタッフさんは恐ろしいです!!
生き血でも飲んでるんでしょうか…?
(わたしにも分けてください。)
そんな大阪Jail。私がいない日にも是非遊びに行ってくださいね。
https://www.jail-ory.com/osaka/
長々書いてしまいました。
想いが駆け巡り胸いっぱいになった大阪Jailゲスト出勤。
ありがとうございました!!
「前回久しぶりに調教頂き、今まで生きてきたなかで最も満たされた時間を過ごせました。」
受付から届いた予約の連絡には最後にこう綴られていた。
今まで生きてきた中で最も満たされた時間なんて。
少し大袈裟なんじゃない?
と思いながらも私は何度もそのメッセージを読み返した。
薄暗い部屋。
跪いて額を床につけると背中からも肋がくっきりと浮くほどのその痩せ細った身体は、もうそれだけで充分なほど被虐的だった。
私はその骨と骨の間の撓みを人差し指でそっとなぞってヒトの質感を味わった。
それだけで震え出す体。
長い前髪を掴んで前を向かせるとじっとりと濡れた瞳が一瞬私を見て、またすぐに下を向いた。
手を拘束して髪を掴んでペニバンを喉の奥に乱暴に突っ込む。
涎や涙や様々な体液を垂らしながらえづいているのに身体はみるみる興奮していく。
「男性としての尊厳を踏み躙ってください」
受付からの連絡にはそんな事も書いてあった。
その姿を見下ろしながら「男性としての尊厳なんてどこにあるの?元々なかったかもね?」と囁いたらさらに固くなっていった。
それからレザーの全頭マスクを被せて放置したり、全身を麻縄で拘束して尻が黒くなるほど何度も一本鞭を打ったりして、私たちは各々の黒い部分を共有した。
心の中の澱のようなものが薄暗い部屋に舞う。
それは汚くて、でもキラキラしていて、誰にでも見せていいものではない。
そしてお互い元の姿に戻る。
「前より凄かったです、こんなことした後なのに外に出たら明るいんですよねまだ。罪悪感が…」
そんなことを言うので
「罪悪感、それは、何に対して?パートナー?それとも、世の中に?自分に?」
ときいてみた。
「うーん、パートナーはいないので…自分に対してですかね」
「そう、外に出たら明るくて、暖かくて、風が吹いていて、しかも5月だよ」
もう少し休んでいくと言う彼を残して私は部屋を出た。
明るいどころか眩しい5月の日差しに日傘
を広げる。
風が私の髪を乱していく。
このまちで10年、人生では15年こんなことをずっとしている私にも多少の罪悪感はある。
「こんなこと」をしなくては満たされないわたしたち。
なんて、かわいそうで、罪深い。
わたし ではなくて わたしたち であること。
日傘を持つ私の指にはまだ、肋の間の撓んだ皮膚の感触が残っていて、そんなかわいそうで罪深い自分が私も彼もきっと堪らなく好きなんだろうなと思いながらゆっくりと黒い澱を沈めて、まだ明るい街に溶けていった。
Author:十三花(TOMiCA )
拠点を名古屋から東京に移し、SM活動中。
まだまだ勉強中ですが、緊縛が好きです。
楽しいことが大好き。
SM以外の日常的な事も日々呟いています。