SMクラブに来るのは15年振り。
自縛をして、悶々と過ごしていた。
そう語るRの目は泳いでいて。
入会申込書にサインをする、ペンを持つ手は震えていた。
鏡の前で縄をかけていく。
一人じゃこんな風には縛れないでしょう?
縄が這う度に。じっくり味わうように。
ありがとうございます…
そう呟くS。
私の太股に挟まれながらなら、蝋燭も気持ちよくなれる。
15年間温めていた気持ち。
15年振りの。
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Rへ。
15年振りのSM。そのお相手に私を選んでくれたこと。何だか嬉しかったです。
見てすぐわかるほどに震えていて。とても緊張したね。でも次からは大丈夫かな?
でも、そんな風に緊張している姿を見るのも、好きです。
もっともっと。やりたいこと。温めていたこと。きっと、ある筈。
またお会いできたら嬉しいです。
ありがとうございました。
十三花
- 2015/10/29(木) 02:17:44|
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私の荷物を運ぼうとするポーターをすり抜けて22階へ。
見下ろす。夜景と、女装をした変態を。
私がペニバンを着けると、うっとりとした目に変わって。それだけで身体も反応する。
涎を垂らしながら夢中で咥えて。
縄に靠れる身体。
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Sさんへ。
四ヶ月振りでしたね。
いつもきちんとメイクしていてくれて嬉しいです。とっても似合ってる。
あの眺めで、あんなこと。
いいよね。
そして私の長年の謎を解いてくれてありがとう!
あんなにしっかり診て頂いたのは初めてでした。
中はどうなっているのか…
また会える日を楽しみにしていますね。
ありがとうございました。
十三花
- 2015/10/25(日) 15:47:48|
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