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13th floor

食うか食われるか




painter: sagae tomoka
  1. 2017/07/27(木) 14:08:45|
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fetishism



フェティシズム(英語: fetishism)とは、人類学・宗教学では呪物崇拝、観点から ソーシャル、経済学では物神崇拝と訳される。また、心理学では性的倒錯の一つのあり方で、物品や生き物、人体の一部などに性的に引き寄せられ、性的魅惑を感じるものを言う。極端な場合は、性的倒錯や変態性欲の範疇に入る。(Wikipediaより転載)



白いストッキングをリクエストされた。
こんなリクエストは初めてだ。
私は白いストッキングを履いたことがなかった。
子供の頃、白いタイツは履いていた様な気がするけれど。
白いストッキングを私に履いて欲しかったのは。
あどけなさの残る少年。
私はSにそんな印象を抱いた。
白いストッキングに包まれた私の脚、足。
ハイヒールを脱いで、跪くSの顔の前で、足の指を開いてみた。
その瞬間のSの表情が忘れられない。
崇めているような、本当に心の底から嬉しそうな。あの高揚した表情と、身体。
笑顔にも見えるけれど「笑っている」訳ではない。
そう、白いストッキングを履いた私の足は崇拝されている。
そんな気分だった。まるで自分の足が光っているような気すらした。
フェチって、こうゆうことなんだな、と。
改めてそう感じた。
そしてその続きは…
二人の秘密
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Sへ。
初めましてでしたね。私の足を見た瞬間、とても良い顔をして、その表情が忘れられない。
初めての事も色々してみたね!他にももっとたくさん、初めてのことが待っています。
白い足袋は家にあるので、またリクエストしてね。
また会いましょう。
十三花
  1. 2017/07/22(土) 17:49:38|
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ゆりの花


百合の花を貰った。
庭に咲いた百合の花。
Bの庭に咲いた百合の花。
Bが育てた百合の花。
彼の家の庭には百合が沢山たくさん咲いていて、風のない夜はこの百合の香りでいっぱいになるんだって。
蛙の鳴声、風のない夜、甘い百合の香り。
この真っ白い百合はきっと、夜に浮かび上がって光っているのでしょう。
温い空気の中でその香りは触れることができるくらいに辺りを満たしているのでしょう。
蛙の鳴き声、風のない夜、甘い百合の香り。
Bはその百合の花を、水を満たしたグラスに無造作に挿し、部屋の隅に置いた。
そして私はBの身体を麻縄で拘束したり、アナルを弄び何度も何度もいかせたり、肌に鞭を振り下ろしたりした。
蛙の鳴き声、風邪のない夜、甘い百合の香り。
きっと私はそれを体感することは無い。
新聞紙に包まれたその一本の百合の花、ふたつは満開で、ひとつは咲きかけ。ひとつはまだ、蕾。
貰った時より咲きかけの百合は少しだけまた開いてきた。
今夜は百合の香りを嗅ぎなら、久し振りに草野心平の詩集を開こう。

十三花
  1. 2017/07/22(土) 00:34:01|
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人生で一番死にそうで、人生で一番気持ちいい








経験はありますか?
その問いに、「プロにお願いするのは初めてです、」
そう答えた、ひとつ歳下の男の子。
日焼けをした肌。
彼の過去に何があったのか、気になって聞いてみる。
10代の頃に出会った歳上のお姉さん。
お姉さんに調教されたこと。
思い出の数々。
たった1日のこの一瞬でその思い出を超えることなんてできないかもしれないけれど。
その向こう側に連れて行きたくなる。
緊張しているその瞳をワンピースで覆う。
秘密の刺青。
その日焼けした健やかな肌を麻縄で縛る。
ずっと調教されてきたアナル。
でも君が知らない気持ちいいところ、私はもっと知ってるのよ。
「もう、死にそうです」
どうしてそう思うの?
「気持ちよすぎて、人生で一番死にそうで、人生で一番気持ちいいです…」
人生で一番はまた次に会った時に絶対に訪れる。
まだ君を完全には知らない。
もっと死にそうで、もっと気持ちよく。
どんどん更新していって、知らないところに連れていってあげる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Kへ。
初めましてでしたね。ずっと憧れていました、と言われてなんだか嬉しかった。やっと会えたね。
秘密の刺青のお話、とても興味深かった。その場所なら特別な人しか絶対見れないからいいよね。
もっと死にそうでもっと気持ちいいことは沢山沢山待っています。
これから探していこうね。
あと、触り心地の良いもののはなし。陶器では無いけれど、私は鎌倉彫の質感がとても気持ちよくて好きです。見た目は無骨な感じなのに触ると柔らかくて温かい感じ。
その辺のお話もまたできたらいいなと思います。
秘密の刺青は増やすのかな?楽しみね。
ありがとうございました。
十三花
  1. 2017/07/21(金) 00:17:52|
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まみれる。








蒸し暑い部屋の中。
エナメルに包まれる私の肌と、hの裸体。
仰向けに寝かせたその裸体に跨り、じっと見つめる。
口にゼリーを含んで、吐き出す。
hの胸に、顔に、足に、口の中に。全身に。
私に塗れる。
そしてその上を滑っていく。
ぬるぬると。
潤む瞳、火照る身体。
そして私の身体中に付いたゼリーを舐めさせる。
どろどろと私にまみれて、どんどん堕ちていく。



そして、Hに一度シャワーを浴びさせて。
エナメルを脱ぎ捨てる。
汗まみれの私の身体。
生足でケーキを踏み潰して。
私の匂いをもっと覚えなさい。
忘れられなくなる程に。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Hさんへ。
キャットスーツでWAM。どろどろにまみれていくあの感じ。不思議な気持ち良さがあるね。
他の食べ物でもやってみたいな。
またこっちに帰って来たらやりましょう。楽しみです。
十三花
  1. 2017/07/07(金) 01:35:52|
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十三花(TOMiCA )

Author:十三花(TOMiCA )
拠点を名古屋から東京に移し、SM活動中。
まだまだ勉強中ですが、緊縛が好きです。

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