名古屋で一度プレイをしたことがあると聞いていたけれど。
名前を聞いても思い出せずに、待ち合わせ場所へ向かう。
顔を見ても、記憶の輪郭はぼやけるなかりで。
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私の足元に裸で跪く男。
顔を上げ、私の目を恐る恐る覗き込む表情を見て、全てを思い出した。
この瞳。そう、あれは3年前。
たった一度だけ、仄暗い部屋で、二人きりになった事があった。
そしてやっと、心から言える。
久しぶりね。
私の事を、ずっと探していたみたい。
指先でそっと撫でるだけで息は荒くなる。
汗ばむ肌に麻縄を這わせる。
私の気持ちと、動きにすぐに返ってくる、思い通りの反応。
ひとつの人間を完全にコントロールする瞬間。
それは、とても。
広いひろい部屋に二人きり。
鞭の音と、叫び声と。
私の笑い声。
エナメルブーツにうっとりと縋り付くその姿も。
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Nさんへ
お久しぶりでしたね!
私を見上げる瞳を見た瞬間に記憶が蘇りました。
会わない間に、色々な事を覚えたみたいね。
大きな鏡の前でのペニバン立ちバックが良かった!あと吊りもね。真剣になるね。
エナメルブーツのヒールで乳首を挟んだ瞬間も、ね。
言葉を交わさなくても、通じ合える瞬間が何度もあって。
それが私にとっての快感なのです。
またお会いできる日を楽しみにしているねー!
ありがとうございました。
十三花
- 2014/04/26(土) 16:20:59|
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