私が名古屋のSMクラブに所属していた頃から。
私の事がずっと気になっていたというD。
SMクラブは、これで三度目だという。
彼の物語は。
ヒーローと敵。
正義と、悪。
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キャットスーツ。
私は、全身を黒い艶に身を包む。
それは吸い付くようにわたしの肌の上にぴったりと重なる。
私の目の前にいる、男。
上半身は裸で。
やめろ!
強い口調で抵抗するけれど、背中に触れるエナメルに。肌の上を這う麻縄に。
身体は反応する。
逃げられるとでも思ってるの?
腕の自由を奪われたDを押し倒す。
顔の上に、押し付ける様に座ると、身体は更に反応して。
こんな姿になって。今仲間が助けに来たらどうするの?こんな恥ずかしい姿で。
アナルに人差し指をゆっくりと挿れる。
粟立つ肌。
いやらしい声が漏れる。
お前はもう。逃げられない。
その肌を、バラ鞭の先で撫でる。
怯える瞳。
振り下ろすともっと大きな喘ぎ声で。
蝋燭の雫で真っ赤に染まるのは、一番敏感なところ。
痛みと、熱と。そして快楽に堕ちていくその身体は・・・・・・・・・・・・・
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Dくんへ。
まさかの同い年!
そして、名古屋のクラブの頃から私の事が気になっていたなんて。
とっても嬉しかった。
まだ自分の性癖がよく解らないという、感じだったけど。
多分ボンデージテープやラップが合うと思う。次迄に用意しておくね。
「十三花さんは本当にSMが好きなんですね」
帰り際にそう言っていたけれど。
まさに、そう。
これからもっと、楽しいこと、気持ちいいこと。感じること。
見つけてあげる。
楽しみです。
ありがとうございました。
十三花
- 2014/02/02(日) 03:07:23|
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