はだけたDolce & Gabbanaのシャツからハーネスを覗かせて歌舞伎町に立つゆうこ。
ゆうこはとてもお洒落。シャツやジャケットは勿論、靴や靴下、ベルトまで拘っていて、サイズもぴったりでとてもよく似合っている。
ある日、プレイの後元の姿に戻ったゆうこに
「ゆうこは靴下までおしゃれなのね、」と話しかけたら、「十三花様にお会いするのですから、勿論新品をおろしました」と返ってきた。
ゆうこの身体はとても細くしなやか。
お気に入りの服を着こなすため、そして、私に跪くために週3でランニングをしている。
ゆうこは云う。
「醜い身体を晒すのは、十三花様に対して失礼ですから」
シャツを脱ぐといやらしいハーネスとボディストッキング姿になる。
いやらしく、それでいてお洒落に感じる。
そしてその姿で跪き、ゆうこはどんどんいやらしく乱れていく。
ゆうこは所謂「女装子」とも違うような気がする。
きっと。
心の中で飼育されているM女が表に出てくる。
独りの時も檻から出して楽しんでいるのだろう。
いやらしく、美しいM女を。
美意識の高いマゾヒスト。
ひとりの男性の心の中のM女。
庭には、たくさんの薔薇が咲くそうだ。
Author:十三花(TOMiCA )
拠点を名古屋から東京に移し、SM活動中。
まだまだ勉強中ですが、緊縛が好きです。
楽しいことが大好き。
SM以外の日常的な事も日々呟いています。