物語があって。
私はその役に変身して。
一本鞭を打って。
それから。
全頭マスクを被せる。
見えなくて、聞こえにくい世界へ。
身動きが出来ないように。
縛る。
じっくりと。
動けなくなった姿を、一歩引いて、眺めていると。
動けないけど、動く。
それは震え。
「気持ちいい…」
そう呟く。
それは私に向かって話した言葉ではない気がした。
どこにも向かっていない言葉。
呟き。
そんな姿を見つめる幸せ。
そして、それをゆっくり解いていく。
ゆっくり。
本当はもっとそうしていたかったのね。
解き終えた縄を身体の上に乗せて、畳んでいると。
その縄を抱きしめ、自ら身体に擦り付けて、うっとりとした声を漏らす。
私も本当はもう少しあのままにしておきたかった。
少し早まってしまったかもしれない。
そんなに愛おしそうに縄を抱きしめるなんて。
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Sさんへ。
例のストーリー、第二弾でしたね。
リクエスト通りランジェリーでのプレイでした。
一本鞭や、踏み潰したケーキ。
色々あったけれど、縄を解いた時に心の底から愛おしそうに縄を抱きしめるSさんの姿に心打たれました。
気持ち良いって、こうゆうこと。
そういう気持ちを感じさせてくれてありがとう。
第三弾も楽しみにしておりますよ。
ありがとうございました。
十三花
- 2016/10/06(木) 00:16:47|
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