13th floor はじまり

はじまり

プレイのはじまりは、いつから。
待ち合わせ場所で出会ってから？
ホテルの扉を開けてから？
足元に跪く姿を見下ろしてから？

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彼女とのプレイ。
の、前に。お喋りが始まる。
互いに、報告したいこと。
共通の知人に会ったことや、ショーの話。
イベントの話や、ファッションの話まで。

そして。

私は彼女の瞳をじっと見つめる。
ここから、はじまる。

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じっくりと瞳を見つめてから。
豆絞りの手拭いを瞼に重ねる。
視界を奪われた彼女の肌は、より敏感になる。

言葉を交わさなくても、縄を持つ指先に伝もの。
音のない部屋は、互いの息遣いだけが響く。

目隠しを外すと、蕩ける様な瞳に変わっていて。

この目、知っている。
一本鞭を欲しがる目。
痛みを、欲しがる目。

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T美ちゃんへ。

縄を這わせた時の肌とか。
息遣いとか。
一本鞭を振り下ろした瞬間とか。
アナルを指で弄った時とか。
少しずつわかってきたというか。ここ、こうしたいな、って思うと、思った様な反応が返ってきて。
とてもいい気持ちでした。
アナルは思った以上の感じ方だったかも！！
もっともっと弄りたいなと思ってしまった！

もっと気持ちいいこといっぱい、いっぱい。
覚えて行こうねー！！楽しみです。

ありがとうございました。

十三花