13th floor 序

序

研修プレイ:花清女王様のプレイを見学させて頂きました。見学のつもりが・・・

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昨夜までの嵐は嘘のようで。

花清様に紹介して頂いたその男は、私と目を合わせようとしない。
挨拶をしても、目を逸らしたまま。

花清様の柔らかな笑顔からは、これから何が始まるのか、想像ができない。

その男は、花清様から手渡された、サテンのブラジャーとショーツを身に付け、ピンク色のセーラー服に袖を通す。
強ばっていたその表情は、少しずつ解れる。

ソファに座り、花清様はその男の肌に化粧を施す、柔らかな笑顔のままで。
頬をほんのりと染めるその男の顔は、仕草は。
徐々に変わる。

‘女の子’に。

その女の子の名は、h。

ベッドに仰向けに寝る様に指示されたhは、ショーツを脱がされ、顔を逸らす。

先程、「はじめまして」と挨拶をした私が、じっくりと見つめているのだ。
違和を感じない筈はない。
羞恥を越える何かが襲う。

花清様は、hの膝を両手で開く。

そして、ラテックスグローブをはめた指先で、hのアナルを弄ぶ。

その指先の細かな動きに、釘付けになる。
hの指先は、白いシーツをぎゅっと掴む。
私はそのhの指先に手を伸ばす。
hの指先は私の手を、力強く掴む。
そこから伝わる、内側の快感。
見えない場所の。

するすると、導かれる様に。
花清様の拳は、hのアナルへ入っていく。
hの身体は、ピクピクと跳ね上がって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

花清様の指示で、私は、hの瞳を、豆絞りの手拭いで覆い、視界を奪う。

花清様の表情は、先程までとは違う。
強い瞳の、「女王様」の表情に変わって。

「十三花さんも、やってみない？」

花清様のその言葉を、私は待っていたのかも知れない。

私の指は、hの中へ。
吸い付く様な内側の温もり。
hの甘い吐息に混じる細い喘ぎ声。
私の指の動きと重なる、その声に。

もっと、奥へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
hちゃんへ。

研修にお付き合い頂き、ありがとうございました。
はじめは、花清様の美しさと、エナメルボンデージから覗く谷間にドキドキしていました。プレイがはじまると、その指の動きに釘付け！

hちゃんははじめあまり心を開いてくれないかな？と思ったけれど、プレイ後には笑い話までできて、凄く嬉しかったです。
何回いっちゃったのかな？
「このアナルを普通だと思わない方がいい」
この言葉、しっかり覚えておくね。
あの後花清様に、「凄く楽しそうな顔してたよ！」と言われました。
写真を見てびっくり。本当に楽しそうな自分の表情に！

またお会いしましょう。
ありがとうございました。